目的

【発注編】一括委託の全体像を理解し、一括委託する上で法務的に知っておくべき事項、計画立案、RFP 作成と提案書評価の達成すべき事項と、それらのポイントを習得する。
【受入編】RFP要求事項を実現するための委託先工程の管理方法、受入方法について、工程毎に達成す べき事項とポイントを習得する。

概要

 【発注編】一括委託する上での法務面のポイントを理解する。プロジェクト計画立案について、 WBS展開、委託部分の範囲設定等計画立案のポイントの理解を深める。RFPに記載すべき事項の理解 を深める。提案書評価については、評価ポイントの理解を深める。
【受入編】RFP要求事項を実現するために委託先工程の開始前の留意事項、実施時の課題・進度の把 握、品質保証、変更管理のポイントの理解を深める。受入については、受入計画・検収時に何をすべきか の理解を深める。

目標到達レベル

【発注編】 一括委託する上での法務面のポイントを押さえることができる。 WBS作成と計画立案、RFP作成と提案書評価ができるようになる。
【受入編】 RFP要求事項を実現するための開発対象とそれに対応する成果物を整理することができる。委託先工程 の開発統制管理方法、ポイントを押さえた受入の方法を習得する。

受講者の前提知識

7~8年の実務経験、もしくは「応用情報技術者試験」合格と同程度の知識を有すること。

標準カリキュラム

1日目 1.一括委託管理概要
・事例-自販機説明
2.プロジェクト要件の理解
3.非機能要件検討【チーム演習】
・事例-自販機説明
4.プロジェクト計画立案
・委託先範囲設定
5.RFP作成【チーム演習】
6.提案書評価
2日目

7.受入実施計画【チーム演習】
8.開発統制管理
・エンティティ定義書の作成
・データモデルの検証
9.委託先状況把握と総合的対策【チーム演習】
10.受入検収以降
11.まとめ

定員

18名