情報システムにおいて、マスタデータは企業のビジネスルールそのものです。メインフレームの時代からインターネットの普及を経てクラウド化が進む中、マスタデータはどの様に変化しているのでしょうか。複数のシステムで利用されるマスタデータは、企業経営のニーズを受けて構造そのものを見直さずに別エンティティで実装したり、アプリケーション処理で実施したりすることで、業務変更の対応を実施していることが多く見受けられます。この様な対応を繰り返すと、マスタデータの現状のビジネスルールと物理実装のギャップが拡大し、次第にビジネスルールが変更できなくなりデータ崩壊を招き、企業活動そのものが停止しかねません。
そこで弊社では「マスタ整備研究会」を開催し、「マスタデータを管理統制する方法の提言」をテーマに皆さんと議論しています。
